ScanSnapから作成した連番画像ファイルを1クリック(+α)でePubに変換する -Mac編-

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先日の連番画像ファイルからePubを作成するの続きです。

先日の記事ではePubを作成するシェルスクリプトを公開しましたが、いちいちターミナルからスクリプトを実行するのも面倒なので、AppleScriptを使ってFinderからスクリプトを呼出し、Finderで開いているフォルダ内の連番画像をePubに変換するアプリケーションを用意しました。AppleScriptですので、Mac専用です。

連番画像ファイル->ePub作成アプリケーション

簡単な使い方は以下の通り。なお、未検証ですが連番画像のファイル名に日本語が含まれていると上手くいかないかも知れませんので、ファイル名は英数字のみにしておいた方が無難だと思います。

  1. 自分のホームディレクトリに “bin” フォルダを作成します。
  2. dmgに入っている “epubsh.sh” を1.で作成した “bin” フォルダにコピーします。
  3. dmgに入っている “epubsh.app” を任意の場所 (“bin” や “アプリケーション” をおすすめします) にコピーし、DockもしくはFinderのツールバーに登録します。
  4. ePubに変換したい一連の画像のあるディレクトリを最前面のFinderで開いた状態にし、3.で登録した “epubsh.sh” を実行します。
  5. タイトル、著者を入力するダイアログが表示されるので、それらを入力します。
  6. 暫く待つと、画像と同じディレクトリに “タイトル.epub” という名前でePubファイルが作成されます。

以上です。いつも通り検証不十分ですので、At Your Own Riskでお願いします。コメント等々ございましたら@naokisatoname宛に頂けると幸いです。

以下、スクリーンショット付きの詳細説明とスクリプトのソース。

詳細設定手順

ここでは、以前ScanSnapからPDF形式で電子化し、今回検証のためにjpgで画像を抽出した新海誠さんの小説・秒速5センチメートルを使用しています(連番画像ファイル名は “5cm_xxx.jpg”)。

  1. 上のリンクからdmgファイルをダウンロードします。
  2. Finder上でダブルクリックし、マウントします。
  3. 中に “epubsh.app” と “epubsh.sh” の2ファイルが入っていることを確認します。
  4. 自分のホームディレクトリに “bin” フォルダを作成します。
  5. dmgに入っている “epubsh.app” と “epubsh.sh” を “bin” フォルダにコピーします。
  6. “epubsh.app” をDockもしくはFinderのツールバーに登録します。個人的にはFinderのツールバーの方が使い易い気がします。
  7. 連番画像ファイルをおいたディレクトリをFinderで表示します。
  8. 先ほど登録した “epubsh.app” をクリックして実行します。
  9. Book Title: というダイアログが表示されるので、本のタイトルを入力します。
  10. Book Author: というダイアログが表示されるので、本の著者を入力します。
  11. OKをクリックして暫く待つと、Finderで開いていた、画像と同じディレクトリに “タイトル.epub” というePub形式のファイルが作成されます。
  12. 後はePubを表示して読書を楽しみましょう。

ソースファイル

AppleScriptおよびsh Scriptのソースです。基本的にdmgファイルの内容と同様です。ダウンロードが上手くいかない際は、右クリックでファイル名を指定して保存して下さい。

知識のある方、改変・修正はご自由に。その際は後学のため@naokisatonameまでご連絡いただければ幸いです。

※2010/04/08追記

公開したスクリプトにバクがあったので、dmg、ソースとも置き換えました。

タイトルやパスにスペースが含まれていた際に正常に動作しない現象を修正しました。

※ 2010/04/26追記

dmg、ソースを再度置き換えました。

前回と同じく、タイトルやパスにスペースが含まれていた際に正常に動作しない不具合の修正です。

スクリプト内でディレクトリ名をクォートするのを忘れておりました。スミマセン…

※ 2010/05/09追記

dmg、ソースを置き換えました。

作成されたePubがAppleのiBooksで開けないバグを修正しました。

ただし、iBooksでは画像のサイズを変更する指定が無効になるらしく、表示が崩れる可能性があります。

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10 Responses to “ScanSnapから作成した連番画像ファイルを1クリック(+α)でePubに変換する -Mac編-”

  1. 野尻隆裕 says:

    ePubに詳しいサイトを探して、こちらに辿り着きました。とても参考になります。ありがとうございます。
    さて、「連番画像ファイルからePubを作成する」および「ScanSnapから作成した連番画像ファイルを1クリック(+α)でePubに変換する -Mac編-」の方法で作成したePubファイルを表示させたところ、Mac版およびWindows版のStanza最新版で表示できませんでした。
    ただし、iPhone版のStanzaに転送すると表示できました。さらに、Adobe Digital EditionsやFirfoxのEPUBReaderでも表示できました。
    以上、参考までにお伝えします。

    今後も更新を楽しみにしています。

    • naoki says:

      コメント及びご確認ありがとうございます。

      当方でも確認は行っているのですが、Stanzaに関しては総じて表示が崩れがちになるようです。
      Adobe Digital EditionsやEPUBReaderは未検証でしたので、助かります。

  2. [...] lab for naoki.sato « ScanSnapから作成した連番画像ファイルを1クリック(+α)でePubに変換する -Mac編- [...]

  3. 江部一孝 says:

    たいへん参考になっています。ありがとうございます。が、epublishが、うまく使えません。TITLE、AUTHORを入れていくと「〜〜No such file or directory」と返されます。binフォルダの置き場所→(自分のホームディレクトリに “bin” フォルダを作成)これが間違っていまるのでしょうか? デスクトップで試しています。連番イメージファイルは英数小文字。しかし根本的なことが理解できてない可能性があります。おてすうおかけして恐縮です。ご教授いただければさいわいです。

    • naoki says:

      コメントありがとうございます。

      dmgファイルの中には、”epubsh.app”、”epubsh.sh”の2つのファイルが入っていると重いますが、この内”epubsh.app”の方は実質的に「自分のホームディレクトリの下の”bin”フォルダにある”epubsh.sh”」というファイルを実行させているだけです。
      ですので、”epubsh.sh”はデスクトップではなく、ホームディレクトリに”bin”フォルダを作成し、その中に入れてください (“epubsh.app”の方はどこでも大丈夫です)。

      もしくは、もしAppleScript Editorがご利用可能でしたら、”epubsh.app”を直接編集していただければと思います。

  4. 江部一孝 says:

    ありがとうございました。できました!「ホームディレクトリ」がなにを指しているのか今回初めてわかりました。いろいろ試してみます。

  5. iPhone4待ち says:

    iPhone4でiBooksを使いたいので、ePubの作成方法を探してたらたどり着きました!
    しかもJapaneseSite!!
    ありがとうございます。TwitterでサイトURL流してもいいですか??

    • naoki says:

      わざわざご確認ありがとうございます。
      普段はTwitterのほうが利用頻度高いので、流していただいて構いませんよ。

  6. iPhone4待ち says:

    プロセスが完了したら、音なり、growlなりで表示させたいのですが、なにか方法はないでしょうか?
    それが出来れば、もう完璧なんですが…><

    • naoki says:

      音はわかりませんが、Growlであれば出来るかも知れません。
      今回の仕組みはAppleScriptとsh Scriptから出来ているので、例えばこちらのページを参考に、AppleScriptの最後にGrowlへの通知を追加すれば出来るのではないかと思います。
      また、こちらのgrowlnotifyがインストールされているのであれば、sh Scriptの最後に
      growlnotify -t "epubsh" -m "Finished!"
      のような感じで追加すれば表示出来ると思います。
      お試しください。

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