Archive for January, 2010

電子書籍ファイルePubについて -ePubを自分で作成する-

Wednesday, January 20th, 2010

2010年代に突入して半月強、Kindleの国際展開ACCESSによる携帯電話での提供など、心なしか日本における電子書籍に関する話を目にする・耳にすることが増えたような気がします。個人的には昨年末にSony Readerを購入したこともあり、日本でもアメリカのように電子書籍が本格普及してくれればと感じています。

そんな電子書籍のフォーマットの1つに、ePubというものがあります。このフォーマットは「米国の電子書籍標準化団体の1つであるInternational Digital Publishing Forum(IDPF)が普及促進するオープンな電子書籍ファイルフォーマット規格」(Wikipediaより)であり、Sony Readerでは標準型式として採用されているほか、Google Booksでも採用されている型式です。現状ではKindleではサポートされていないようですが、オープン型式ということで、いずれサポートされる可能性も無くはないと思います。

ePubの仕組みは非常に簡単で、普通のWebページと同様に(X)HTMLやCSSで作られているため、基本的にはWebページを作る知識があれば誰でも作ることができます。そのあたりの解説は日本語Epubブックサンプル – 横浜工文社に詳しくまとめられていますが、ここでは筆者の知識の整理の意味も込めて、改めて自分でePubを作成する手順(=青空文庫XHTML→ePub変換で行っている処理)について解説して行きたいと思います。

ご意見・ご感想・ご指摘・質問(は答えられるかはわかりませんが)等は@naokisatonameまで。

なお、サンプルとしては青空文庫から作成したアンデルセンの「赤いくつ」を取り上げます。

赤いくつ

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gitとDropboxでお手軽・無料のSource Hostingを実現する

Saturday, January 16th, 2010

以前から興味があった、バージョン管理システムの一つである git を導入しました。

目的としては、もちろん開発しているソースのバージョンを管理する、というのもありますが、それ以上にHostingサービスを使って、複数台のPCから最新のコードにアクセスできるようにしたい、というものがあります。

ただ、調べてみたところ、有名な github を含め、基本的に Hostingサービスではプライベート用途で使う場合はお金がかかる模様 (ソースコードを公開するOSSの場合は基本的に無料です)。

それでは、ということで、複数PC間のデータをバックグラウンドで意識せずに同期してくれる無料ストレージサービス Dropbox とgitを組み合わせて、手軽にプライベート用のSource Hostingを実現することにしました。要は、リモートgitサーバを使う方法で、その宛先をDropbox内のローカルファイルにするだけです。

ここではプログラミングのソースを例に上げていますが、同じやり方でバージョン管理をしたい書類なども管理できると思いますので、お試し下さい。
なお、Dropbox自体の機能として、 30日以内であればファイルを以前のバージョンに戻す機能もあります

  1. Dropbox をインストールします。
  2. gitをインストールします (Macの場合は MacPorts からインストールできます)。
  3. Dropbox フォルダにgitのリポジトリを入れるフォルダを作成します。

    cd ~/Dropbox
    mkdir repo

  4. 上で作成したフォルダに {プロジェクトのフォルダ名}.git というフォルダを作成し、”–bare”オプションを付けてinitします。

    cd repo
    mkdir test.git
    cd test.git
    git --bare init

  5. プロジェクトが新規の場合、上で作成したDropbox上の {プロジェクトのフォルダ名}.git をcloneします。

    cd ~/dev
    git clone ~/Dropbox/repo/test.git

  6. 既存のソースなどを追加する場合は、一度そのプロジェクト上でadd、commitした後、Dropbox上の {プロジェクトのフォルダ名}.git にpushします。その後のpush、pullを楽にするためにremoteでoriginを追加しておきます。

    cd ~/dev/old_prj
    git init
    git add .
    git commit
    git push ~/Dropbox/repo/test.git master
    git remote add origin ~/Dropbox/repo/test.git

  7. あとはgithub等リモートサーバを利用するときと同様です。変更を加えてpushすればDropbox内のリポジトリが更新され、その内容が他のPCにも自動的に同期されて、リポジトリが最新の状態に保たれます。

    git pull
    ...
    git push

ちなみに、Dropboxが使えるのであれば、最初からそのフォルダ内で開発するのが最も楽で確実だと思いますが、その場合、開発時に自動的に作られるファイルや一時ファイル等も同期されてしまうことになります。
それを気にするかは好みの問題ですが、もし気になるような方は上記の方法で必要なファイルのリポジトリだけを同期するというやり方を試していただければと思います。

(参考)

HP Mini 1000にMac OSX 10.6 Snow Leopardをインストールする

Saturday, January 9th, 2010

英語のサイトですが、My MacBook Miniの一連のポストに従って、3時間程度でHPのネットブックHP Mini 1000 (1007TU)にSnow Leopard (10.6.2)をインストール、動作させることができました。

MacBookMini_screen.png

メモリは2GBに増設していますが、標準の16GB SSDでも半分程度余裕を残してインストールすることができました。Developer Toolsをインストールしても、まだ少しディスクに空きがある状態です。

ところどころ不具合はありますが、以下のような機能は問題なく動作しているため、十分実用出来ています。

  • OS、アプリケーションの起動、終了
  • スリープ、スリープからの復旧
  • Wifiへの接続
  • USB、SDカード
  • タッチパッド、キーボード、日本語入力
  • パッテリー (だいたい3時間くらい)

逆に、不具合としては以下のような問題があります。

  • 音量の制御がシステム環境設定からしかできない
  • スリープからの復旧時にSDカードがUnmountされる
  • ことえり以外のIMEでキーマップがASCIIになる

以下、今回の導入の作業記録をメモとして残します。

※この文書を参考にしてお試しになる場合は、 ライセンス等に注意し、自己責任にてお願いします。

※コメント、質問等は @naokisatoname まで。

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