*1100095054*[noise?]6日帰省日記

朝から家族と被災状況を見に.
そのときの写真はunnamed.photoboxに.
湯之谷では,壁が崩れかけてすべて落としたところが1カ所ある程度.とは言っても,よく知っている建物の壁が剥がれている姿は若干衝撃的.
小出はよく見ていないけど,ほとんど被害はなさそうな感じ.かなりまともに街が機能している模様.ただ,少し道路が隆起しているような感じも.
堀之内まで行くと,かなり被害が大きい.この辺りから「危険」「注意」「調査済み」の赤黄緑の紙が建物に張ってある.土砂崩れの写真を撮った辺り(堀之内ICの辺り)では緑よりも黄色や赤の紙が目に付く.道路では通行止めも.道路の隆起も多くなっている感じ.
北堀之内駅付近では,上越線の線路が完全に土砂に埋まっている状態.復旧には暫く時間がかかりそう.この近辺で神社が少し傾いているのも目撃.
地震で通行止めになった,堀之内と川口を結ぶトンネルは,川口側の半分が落下した模様.トンネル灯もなし.
川口に入ると,自衛隊がたくさんいる.周りの家屋でも,倒壊しているものがいくつか見える.壊れかけている建物や,崖から落ちかけている建物も.道路の方も,半分崩れていたり,酷いところは完全に崩れて,迂回用の道路が新しく造られているところもある.やはりこの辺りはほんとに酷い.さすがに震度7.
小千谷市に入っても,やはり被害は酷い模様.旧アイリーやジャスコも壊滅的な被害に見える.道路もそこら中で舗装が剥げている.
小千谷大橋から妙見堰を目撃.実際,このとき初めて妙見堰の場所を知る.何度も通ったことのある道.その場所で,これほどの規模の土砂崩れが起こり車を飲み込んだこと,そしてそんな状況で奇跡的に生還していたことを認識し,改めて衝撃を受ける.
そういえば,土砂崩れの起こった山の下を上越線のトンネルが走っていたような気がする.
長岡市内に入る前に,脱線した新幹線を見に行く.これに関しては野次馬根性.周りが田んぼばかりだったこともあり,傾いている電柱やマンホールが隆起したあとはあったものの,川口や小千谷に比べればそれほど被害の跡は感じなかった.
バイパスで長岡市に入る.バイパスも少しぐにゃぐにゃしている感じ.
栖吉でおり,長岡高専の方に向かう.高専に近づくにつれて,徐々に被害が大きくなっている感じがする.
高専は立入禁止.遠目からは被害の状況はよくわからないが,何人かの人がヘルメットを被って歩いているのが見える.
悠久山に車を止め,裏側から高専に近づく.この近辺は避難勧告も出ており,被害が大きいことが伺える.実際,完全に倒壊している建物も何軒か見える.川口,小千谷ほどではないが,長岡市内ではかなり被害が大きい方ではないかと思う.
外から見た高専の状況はunnamed.photoboxの通り.当然裏側も封鎖されていたため,状況はよくわからないが,この状況から見て被害が大きいことが予想される.ひっそりと静まり返り,人の気配がしなかったのが非常に印象的.
その後越路を経由して小千谷に戻り,川口を再び通って帰宅.
被害については,やはり川口や小千谷近辺が非常に大きいと感じた.雪が降る前に道路が復旧できるか不安.道路が復旧できなければ除雪も難しくなるだろうから,場合によっては雪害が非常に大きな問題になるのではないかと思った.
また,今回被災地を回ってみて,何とはなしに「時間が止まっている感覚」を覚えた.夕立の後のような,少し惚けた感じ.次の行動を起こせない感じ.余震の影響もあり,なかなか復興に向けて動き出せないのであろう.一刻も早く余震がやんでくれることを心から願う.

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