[盤評] Esbjorn Svensson Trio / Tuesday Wonderland

既に新年も

6日が過ぎてしまっているので、

とりあえず

最初の5日分は

VOX”今年の音楽TOP5“であげた

5枚という事で。

いきなり手抜きですが…

さて。

記念すべき1枚目は

e.s.t.ことEsbjorn Svensson Trioの

“Tuesday Wonderland”。

2006年の10月頃の作品です。

ジャンルとしてはJazzになると思いますが、

いわゆるJazz ClubのJazzというような、

典型的なJazzではなく、

Future Jazzというか、

もっと実験的という感じです。

シンセサイザーとか、

パーカッションとか、

エフェクタの音とか、

色々な音が聴こえます。

ただ、その融合感はすごい。

それらの音が作り出す空間と、

ベースとドラムの作り出す緊張感と、

そしてピアノの美しいながらも気迫あふれる旋律とが

相まって作り上げる音は

圧巻です。

CDの帯に

“この10年で最もエキサイティングなバンド”という

紹介がありましたが、

それに違わぬ1枚になっていると思います。

★★★★★

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